宅春日神社(式内 春日神社)
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概 要
社 号 宅春日神社
読み やけかすが
延喜式神名帳 式内社
所在地 奈良市白毫寺町116
御祭神 天児屋根命(あめのこやねのみこと)・比売神(ひめがみ)
例祭日 10月体育の日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
畿内:658座(大231座・小427座)
大和国:286座
大128座(並月次新嘗・就中31座預相嘗祭)・小158座(並官幣)
添上郡(そえがみ):37座(大9座・小28座)
近代社格制度 旧村社
創建 神護景雲2年(768)春日大社が創祀された直後に最初に末社として創建
本殿様式
境内摂末社(祭神)
山の神社(大山祇命) 祓戸社(祓戸大神)
一口メモ
春日大社の真南、白毫寺の西。本来は広い県道80号線の信号を曲がればいいが、高畑町の赤穂神社から進んだので、民家と田畑の狭い道を何度も曲がり到着した。
歴史・由緒等
由緒:遠く奈良朝の昔、河内の枚岡から春日の神 天児屋根命が御蓋山にお遷りになるとき、高円山下のこの地でしばらくお休みになったとの信仰伝承を、宅神社春日社では伝え継いでおります。
第一回ご造営明和4年(1767)以来約240年間 由緒深いこの地に里人は神社を建て、天児屋根命、比賣神を祀り産土神と仰ぎました。
山青く水清く、平和な田園に囲まれて里人は久しくこの氏神さまを仰ぎ 春日社禰宜が代々祭典に奉仕し、氏子達が20年目ごとに造営を重ねて昔の伝統を守り継いでまいりました。
近くは昭和61年のご造営には、先人達の篤い信仰により春日若宮本殿の半分の大きさに本殿を新造し、末社山の神社を独立して祀り、神饌所、玉垣などを整備するなど、氏子の総力を挙げて旧観を一新し、祭礼もようやく盛儀となってまいりました。
ところが永年の歳月と風雪のため社務所の朽損は特に激しく床や屋根建具まで修理不可能箇所が多く、また、境内の整備全般が急がれる状況になっております。朝夕この古里の我々をお守り下さる氏神様に対し嘉例に依って伝統をまもりつつ改新を重ね、荘厳を更に添えていくことは、私共氏子一同の後世子々孫々に伝えてゆくべき責務と存じております。そして今回第13回のご造営を完成し現在の姿に成ったのであります。平成18年10月吉日 「社頭掲示板」
境内・社叢
社号標 手水鉢
拝殿
本殿 本殿左境内社 山の神社(大山祇命)
本殿前の古い狛犬
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